ソーシャルレンディング運用成績 2019.08月

遅ればせながらですが、8月のソーシャルレンディング 運用成績報告です!
・・・と本題に入る前に私の投資する案件「ちくらつなぐホテル」が台風15号の停電地域に該当しておりました。


設備の被害状況が心配で投資金全額返ってこないかもな・・・とも思いましたが、どうやら無事のようでした。クリアル側からも今後の分配金には影響がない旨連絡があり一安心です。


また、ちくらつなぐホテルのフェイスブックを見てみると、電力も復旧し浴場無料開放、カレーライスの無料提供などしていたようです!(台風15号被災者限定)

 

ただ、未だ近所の地域では復旧作業が続いているので、しばらくはお客さん入らないかもしれませんが、良いアピールになったのかも?


それから、自分が投資している施設が困っている人たちのために利用されているという事を知り、何だか嬉しいような誇らしいようなそんな気持ちになりました。
今後たとえ分配金が滞っても投資してよかった、と思える案件になりそうです。

 

ということで、8月運用報告です!

 

 2019年2~8月の分配金
事業者 2月分配金 3月分配金 4月分配金 5月分配金 6月分配金 7月分配金 8月分配金 総計
SBISL
13,783円
17,400円
32,622円
5,590円
6,192円
64,412円
40,269円
21,8349円
OwnersBook
0円
0円
41,883円
0円
0円
2,506円
0円
44,939円
CROWD CREDIT
0円
0円
0円
0円
0円
0円
0円
0円
Crowd Bank
0円
0円
13,986円
356円
10,548円
30,712円
6,414円
62,016円
LC LENDING
0円
329円
70,504円
532円
60,674円
30,552円
599円
163,190円
maneo
835円
40,551円
30,387円
30,384円
30,273円
30,239円
142円
194,554円
funds
0円
0円
0円
0円
0円
0円
0円
0円
CREAL
0円
0円
27円
187円
0円
277円
30,244円
30,922円
FANTAS funding
0円
0円
0円
20,368円
0円
0円
0円
20,368円

 

前回記事からの繰り返し。

・分配金の総額とは、これまでの全ての額です(2018年11月~)。

・事業者から払い戻された全ての金額(元金含)を”分配金”としています。

 

続いてこれまでの運用総額です。

事業者 運用中額 運用総額
SBISL
450,000円
500,000円
OwnersBook
280,000円
320,000円
CROWD CREDIT
170,000円
170,000円
Crowd Bank
180,000円
200,000円
LC LENDING
140,000円
300,000円
maneo
30,000円
220,000円
Funds
30,000円
30,000円
CREAL
110,000円
130,000円
FANTAS funding
70,000円
90,000円
総計
1,460,000円
1,960,000円

 

最後に、これまでの成績まとめ

合計投資案件:88本

うち、無事償還:20本

被弾状況:オーナーズブックにて1件、貸付回収にトラブル発生中。

 

これまで償還された元金:50万円

実際に利息で得た利益:6,316円

 

オーナーズブックはその後報告なし。無事に進展しているといいのですが・・・

引き続き状況を見守っていきます。

ソーシャルレンディング運用成績 2019.07月

手短に、2019年7月の分配金状況です。

 

 2019年2~7月の分配金
事業者 2月分配金 3月分配金 4月分配金 5月分配金 6月分配金 7月分配金 総計
SBISL
13,783円
17,400円
32,622円
5,590円
6,192円
64,412円
178,080円
OwnersBook
0円
0円
41,883円
0円
0円
2,506円
44,939円
CROWD CREDIT
0円
0円
0円
0円
0円
0円
0円
Crowd Bank
0円
0円
13,986円
356円
10,548円
30,712円
55,602円
LC LENDING
0円
329円
70,504円
532円
60,674円
30,552円
162,591円
maneo
835円
40,551円
30,387円
30,384円
30,273円
30,239円
194,412円
funds
0円
0円
0円
0円
0円
0円
0円
CREAL
0円
0円
27円
187円
0円
277円
678円
FANTAS funding
0円
0円
0円
20,368円
0円
0円
20,368円

 

前回記事からの繰り返し。

・分配金の総額とは、これまでの全ての額です(2018年11月~)。

・事業者から払い戻された全ての金額(元金含)を”分配金”としています。

 

続いてこれまでの運用総額です。

事業者 運用額
SBISL
500,000円
OwnersBook
320,000円
CROWD CREDIT
170,000円
Crowd Bank
200,000円
LC LENDING
300,000円
maneo
220,000円
Funds
30,000円
CREAL
140,000円
FANTAS funding
90,000円
総計
1,970,000円

 

ようやく、fundsに3万円投資できました!あまり期待していなかった抽選に見事当選しました。

 

最後に、これまでの成績まとめ

合計投資案件:88本

うち、無事償還:19本

被弾状況:オーナーズブックにて1件、貸付回収にトラブル発生中。

 

これまで償還された元金:48万円

実際に利息で得た利益:6,029円

 

オーナーズブックで初のトラブル発生です。ただし、貸付回収に与える影響は限定的だとか?オーナーズブック側では回収にある程度自信がある様子。

少し心配ですが、引き続き状況を見守っていきます。

maneoから投資資金引き上げ

まだ一件だけ運用中の案件がありますが、ひとまず今現在maneo口座に眠っている投資資金を本日引き上げました。

 

残りの一件は延滞しているわけではなく、単純に運用期間の長いもので、来年9月が返済予定月です。

 

正常運転中なのでこのまま無事返ってくるといいのですが・・・

 

またまとめますが、maneoでは実質利回り4%ぐらいで運用できました。

投資額が少ないので儲けもそんなにありませんでしたが、銀行に預けているよりはずっと沢山の利子を受け取れました。

 

 

ちなみにmaneoマイページに表示されている同意事項は私、同意しておりません笑

 

✳︎✳︎✳︎✳︎原文ママ✳︎✳︎✳︎✳︎

maneoマーケット株式会社が募集・勧誘を行う金融商品の購入を前提として、 maneoマーケット株式会社の管理する投資家資金口に資金を預託する事に同意致します。 また、今後3ヶ月毎に行う投資資金の預託に関する意思確認に同意しない場合には、 maneoマーケット株式会社の判断において、払戻し先として登録している銀行口座に、 支払手数料は投資家側の負担として支払手数料を差し引いた預託資金全額を払戻しすることに同意いたします。


 期限の利益を喪失しているファンドに投資中の場合には、回収した元利金の分配後に払戻しいたします。

 maneoマーケット株式会社が倒産した場合、預託した資金が返ってこないおそれがあります。

✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎ 

 

こんなこと書かれてもね、うん分かったよってなりませんよね。

あと一件、償還され次第引き上げます。

CREAL ちくらつなぐホテル 案件検討

7月5日から募集開始したCREAL大型案件の「ちくらつなぐホテル」。

素人が素人なりの視点で投資すべきかどうか、検討してみます。

 

ファンドスキーム

①我々出資者の資金を源泉としてホテルの土地と建物を取得します。

②ホテルのテナントから得られる賃料(マスターリース賃料)を投資家に配当します。

③ホテルの売却代金を基に元本を償還します。

f:id:unipontan:20190707234625p:plain

ちくらつなぐホテル ファンドスキーム

なお、優先出資者は我々投資家(80%)で、劣後出資にCREAL(20%)がついています。

優先出資23,760万円、劣後出資5,940万円、合計29,700万円の調達資金です。

 

また、想定利回りは1年目:4.0%、2年目:6.0%、運用期間は24カ月となります。

運用期間が長めですねぇ・・・エリア的にも地震津波が気になりそう。

加えて配当金はホテルの収益に依存するためホテルにお客さんが泊ってくれないときちんと配当が貰えないことになります。

ということでこの案件で気になる点は次の3つ。

 

地震津波は大丈夫?

Ⅱ配当金はもらえる見込みがあるの?

 ⇒マスターリース賃料をどう見込んでいるか

Ⅲ元金は戻ってくる見込みがあるの?

 ⇒売却代金をどう見込んでいるか。

 

繰り返しますが素人の目線です。あくまでも。(詳しい人はむしろ何見た方がいいか教えてください)

 

Ⅰについて

南房総市ホームページのハザードマップを見てみます。

f:id:unipontan:20190708001322p:plain

千倉地区北部津波ハザードマップより

・想定は県内で過去に被害の大きかった元禄地震津波(1703年、マグニチュード8.2)を想定。

・色付きエリアは浸水予想地域で、浸水深は黄色<オレンジ<紫<青の順で大きくなっていき、黄色で0~1m、青で3~4m

 

ちくらつなぐホテルは浸水エリアにはギリギリ入っていないように見えます。

加えて、会員限定情報のため公開はできませんが、地震のリスクも低いと思われますので地震津波の心配はそこまで深刻ではないと判断しました。

 

Ⅱについて

1年目のマスターリース賃料は139万円を想定しています(月間)。年間で1669万円です。

ちなみに、マスターリース賃料はホテル運用利益から賄われており、その比率は次の通りです。

さらに言えば、ホテル運用利益はホテル事業利益(下表①)により変動します(②はほぼ固定と思われるので)。

f:id:unipontan:20190708004526p:plain

ここで、①ホテル事業利益のうち宿泊売上については次の想定値より算出している模様。

・平均客室単価 32,385円

稼働率 31.3%

・客室1室あたり売上 10,137円

 

この稼働率、妥当なのでしょうか?

この値は国土交通省の宿泊旅行系統調査の結果を参考にしてみましょう。

https://www.mlit.go.jp/common/001233148.pdf

 

千葉県

全体68.6%

旅館30.9%

リゾートホテル81.1%

ビジネスホテル74.1%

シティホテル85.9%

簡易13.7%

 

ちくらつなぐホテルはリゾート?いずれにしても簡易ではないと思いますのでこれは除外して最低でも30.9%は稼働してくれそう。

 

ここで、ホテル事業利益に対するホテル運用利益の割合は32.4%、ホテル運用利益に対するマスターリース賃料の比率は58.1%でした。

ホテル事業利益に対するマスターリース賃料は18.8%となります。

仮に稼働率に比例してホテル事業利益が変動するのならば、稼働率31.3%×18.8%=約6%あればマスターリース賃料は返せるということにならないですかね。(そんな単純な話ではない?)

 

ちなみに2年目については、

稼働率34.5%

ホテル事業利益に対するホテル運営利益の割合29.9%

ホテル運営利益に対するマスターリース賃料比率75.4%

なので、稼働率の最低ラインは7.8%くらい??

 

ちくらつなぐホテルは全15室なので、2年間通して平均1日1室埋まればいいという話になるので配当が払えない状態になる事はほぼ無いと思いました。

 

Ⅲについて

これは会員限定情報のため公開はできないですが、不動産調査報告概要書によれば、優先出資分については十分元本回収できるような気がします。

劣後出資のCREALも損失は被りたくないはずなので、おそらくCREALとしては十分担保がとれていると判断しているのでしょう。

 

まとめ

ちくらつなぐホテルのメインターゲットは東京都の世帯のようですね。東京の人口推移や世帯数推移、宿泊者推移なども補強材料になりそうです。

なんとなく、個人的には投資してもいいんじゃないかなという印象を持ちました。

7月8日現在時点でまだ少し募集金額が残っているのでまだ投資していない方は投資してみてはいかがでしょう?

資産運用まとめ 2019.07

現在私は、次の4つのサービス(?)で資産運用しています。

ソーシャルレンディング

・ロボアドバイザー(ウェルスナビ)

iDeCo

・積立NISA 

それぞれで一体どれくらい利益が出ているのか、まとめてみようと思います。

1.ソーシャルレンディング (2018.11~)

事業者 運用総額
SBISL
500,000円
OwnersBook
300,000円
CROWD CREDIT
170,000円
Crowd Bank
170,000円
LC LENDING
300,000円
maneo
220,000円
Funds
0円
CREAL
100,000円
FANTAS funding
90,000円
総計
1,850,000円

これまで償還された元金:370,000円

損益:+¥5,031 (+1.36%)

1年目損益:〇〇% (~2019.10) 

 

 

2.ウェルスナビ (2018.10~)

  円建て ドル建て
過去最高益
+¥14,851 (+7.6%)
2019.4
+$169.89 (+9.03%)
2019.7
過去最低益
-¥13,444 (-12.6%)
2018.12
-$96.48 (-9.9%)
2018.12
直近(2019.7)
+¥11,208 (+5.34%)
+$169.89 (+9.03%)

円建総計:¥210,000  円建損益:+¥11,208 (+5.34%)

ドル建総計:$1881.58 ドル建損益:+$169.89 (+9.03%)

1年目損益:〇〇% (~2019.9) 

 

3.iDeCo (2014.4~)

元金:¥696,953

評価額:¥760,651

評価損益:¥63,698 (+9.14%)

 

4.積立NISA (2019.3~)

元金:¥84,000

評価額:¥85,750

評価損益:¥1,750 (+2.08%)

 

まとめ

iDeCoなどは受け取り方によっても額が変わるので、多分ひっくるめて考えられるものではないと思うのですが、一応全部まとめると次の通り。

総額:¥1,360,953

評価額:¥1,442,640

評価損益:¥81,687 (+6.0%)

ソーシャルレンディングにおける分散投資の効果 その3

3.事業者のデフォルト率を考慮したリターンプラス率

前回まではリターンがプラスになる確率(元本割れしない確率)を求めました。

今回はさらに事業者デフォルト率を考慮していきます。

2019年7月現在、ソーシャルレンディング事業者は30社あり、これまで大量返済遅滞を起こし、実質デフォルト状態となっている事業者は、みんクレ・ラキバン・グリフラの3社です。

今回はとりあえず事業者デフォルト率を10%として計算をします。

 

また、ソーシャルレンディング比較ブログのmatsu様のページを参考に、

案件デフォルト率を0.63%

https://matsu.cloud/risk/1433#063_417

 

 

投資の学校様のソーシャルレンディング各社の募集件数の比較を参考に、

案件1つあたりの平均利回りを7.17%とします。

https://matsu.cloud/risk/1433#063_417

 

 

また、案件がデフォルトした際は半額毀損とします。(根拠はないです)

まとめると次の通り

・事業者デフォルト率:10%

・案件デフォルト率:0.63%

・案件平均利回り:7.17%

・案件デフォルト時毀損率:50%(元本が50%残る)

 

 f:id:unipontan:20190703012037p:plain

見方ですが、横軸が事業者数で縦軸が確率になっています。

また、棒グラフが5種類ありますが、これは1事業者あたりに何件投資したかを示します。


なんとも悲惨なグラフになりました。

グラフより、元本割れを回避する最良の事業者数は15社で、そのとき元本割れ回避率は50~60%です。

(最良の、というといいすぎですが、分散する意味がでてくるのは15社~、ということです。)


逆に言えば、事業者を適切に分散しても現在のソーシャルレンディング環境においては40~50%の確率で元本毀損することになると言えます。

 

加えて、5種類の棒グラフは事業者数が同じであればあまり差がありません。

これより、案件分散効果よりも、事業者分散効果の方が支配的であることがわかります。

事業者選びは案件の目利き以上に重要なことであると言えるでしょう。

※なお、あくまでランダム(何も考えず)に案件や事業者を選んだ場合、での数字です。きちんと目利きしていればこんなに元本毀損する率は高くないはずですし、最適な分散事業者数もかわってくるでしょう。

 

4.まとめ

最後にフォローですが、事業者の数を増やせばリスク分散にはなるのですが、

今回の場合、いかんせん事業者デフォルト率が高すぎてあまり分散の効果が見えなかっただけ(だと思いたい)です。

これだと信頼のおける1社にたくさん分散投資するのがベストという風に見えますね。

ですが、実際にはそれはやはりリスクが高いもの。

今回のデータはあくまで今回の設定値でのものですのでご注意を。

 

また、今回の事業者デフォルト率は、単純に全社中デフォルトした事業者数の割合を使っているだけなので、信頼のおける事業者にだけ預けるのであれば事業者デフォルト率はもっと下がり、元本割れ回避率をぐっと高めることができるでしょう。

(事業者デフォ率が具体的にいくつ、というのはわかりません)

 

加えて、投資する一つ一つの案件を目利きすることで案件デフォ率を引き下げることができ、より一層元本割れ回避率を高めることができるはずです。

案件選び、適切な事業者選びはとっても大切だということが数式を使ってあらためてわかりました。

 

それではまた~

 

 

【補足】

今回使った数式です。

Σy=0m{B× mCyqy(1-q)(m-y) × Σx=0nAnCxpx(1-p)(n-x)}

(ただし、Ax>0 かつBy>0)

 

n:試行回数(投資案件数)
C:コンビネーション(組み合わせ)
x:投資成功する回数
p:投資成功する確率
(n-x):投資失敗する回数
(1-p):投資失敗する確率

 

m:試行回数(投資事業者数)
y:デフォルトしない事業者数
q:事業者がデフォルトしない確率
(m-y):デフォルトする事業者数
(1-q):事業者がデフォルトする確率

 

案件あたりの損益:Ax

 ⇒平均利回り*x-案件デフォルト時毀損率*(n-x)
事業者あたりの損益:By

 ⇒1事業者当たりの預金額*(平均利回り*y-案件デフォルト時毀損率*(m-y))

 

 

HTMLでの数式の書き方についてまだわからないところが多く、勉強中です・・・

ウェルスナビ運用成績 2019.06

ソーシャルレンディングに引き続きウェルスナビも現状報告です。

 

こっちについてはもう半年に一回報告でもいいような気がしてきました・・・(笑)

昨年末ずーっとマイナス続きでこれやる意味あんのかなって思ってしまいましたが、

やっぱり色んな所で言われているように短期間での価格の上がり下がりは

あまり気にする必要ないみたいです。

今は結構回復してきました。

 

f:id:unipontan:20190627020928p:plain

ウェルスナビ運用実績2018/10~2019/06

 

4月末あたりがピークで+14000円くらいまでいきましたが6月頭に一瞬-300円となった模様です。

 

引き続き、あまり一喜一憂せず淡々と積み立てていきます。